「今すぐ更新してください」という画面は、すぐ押してよい?
問題:ウェブサイトを見ていると、「古いOSなので今すぐ更新してください」という画面が出ました。画面のボタンを押して更新してよいでしょうか。
- 画面の指示に従い、表示されたファイルをすぐにインストールする
- 画面を閉じ、端末の設定画面や公式サイトから更新の有無を確認する
- 更新は危険なので、何年もそのまま使う
答えは Bです。OS更新は重要ですが、ウェブサイトの広告やポップアップが公式の更新画面とは限りません。更新は端末の設定画面やメーカーの公式サイトから行います。
OSアップデートには、機能追加だけでなく修正も含まれる
OSは、スマホやパソコンを動かす基本ソフトです。OSアップデートには、新機能の追加だけでなく、セキュリティ上の問題や不具合を修正する更新が含まれます。
更新を長く止めると、既に知られている弱点が残ったままになることがあります。IPAやApple、Googleも、ソフトウェアを最新の状態に保つことを安全対策として案内しています。
更新前に、バックアップと電源を確認する
確認すること | 理由 |
|---|---|
バックアップ | 更新前に、写真、連絡先、重要なデータが保管されているか確認する |
電源と通信 | 充電し、安定したWi-Fiに接続して途中で止まらないようにする |
空き容量 | 更新ファイルを保存できる空き容量を確保する |
時間 | 更新中は端末を使えない時間があるため、余裕のあるときに行う |
公式の更新画面 | 広告やメールのリンクではなく、設定画面から開始する |
更新前のバックアップ方法は「スマホのバックアップ方法」も参照してください。
iPhoneは「ソフトウェアアップデート」から確認する
- 「設定」アプリを開く。
- 「一般」をタップする。
- 「ソフトウェアアップデート」をタップする。
- 表示されたバージョンと更新内容を確認する。
- 必要に応じて「ダウンロードしてインストール」を選ぶ。
「自動アップデート」から、更新を自動でダウンロード・インストールする設定も確認できます。更新前にバックアップを作成し、充電とWi-Fiの状態を確認します。
Androidはシステムとセキュリティ更新を確認する
- 「設定」アプリを開く。
- 「システム」→「ソフトウェアアップデート」を開く。
- 「Androidバージョン」「Androidセキュリティアップデート」「Google Playシステムアップデート」を確認する。
- 更新があれば、画面の案内に従ってインストールする。
Androidはメーカーや携帯電話会社によって、更新の提供時期や設定の場所が異なります。更新通知を消してしまった場合は、設定画面から確認します。
Windowsなどのパソコンも、公式の設定から更新する
パソコンで突然「ウイルスに感染した」「更新しないと危険」と表示されたときは、表示された電話番号やダウンロードボタンを使いません。画面を閉じ、Windows Updateや利用中のOSの公式設定から更新を確認します。
更新後に再起動を求められた場合は、未保存の作業を保存してから再起動します。更新が何度も失敗する場合は、メーカーやOS提供元の公式サポートへ相談します。
偽のウイルス警告や電話への誘導は「偽のウイルス警告が出たら」、怪しいアプリのインストールは「怪しいスマホアプリを見分ける方法」も参照してください。
更新できないときに、無理に非公式ツールを使わない
古い端末で更新が提供されない、空き容量が不足している、通信が不安定などの理由で更新できないことがあります。非公式サイトの更新ツールや、知らない人から送られたファイルを使って解決しようとしないでください。
端末の機種、OSのバージョン、表示されたエラーを記録し、メーカーや携帯電話会社の公式サポートで対応を確認します。サポート期間が終了した端末は、利用するサービスを減らす、買い替えを検討するなどの判断が必要です。
今日できる3つの確認
- スマホやパソコンのOSバージョンと、最後のセキュリティ更新日を確認する。
- 更新は広告やメールのリンクではなく、端末の設定画面から行う。
- バックアップ、充電、Wi-Fi、空き容量を確認してから更新する。
更新を避けるのではなく、公式の更新画面から、準備を整えて安全に実行することが大切です。
この記事の確認に使った公式情報
- Apple サポート:iPhoneやiPadをアップデートする
- Android ヘルプ:Androidのバージョンを確認して更新する
- IPA:情報セキュリティ10大脅威 2025 知っておきたい用語や仕組み
OSや機種によって、更新の名称、提供時期、手順は異なります。