メールが届かないとき、どこを見ますか?

問題:重要なメールが受信トレイから見つかりません。最初に確認する場所として適切なのはどれでしょう。

  1. メール本文にあるリンクを開いて問い合わせる
  2. 自動転送とフィルタの設定を確認する
  3. 同じメールを何度も送ってもらう

この記事はGmailを例に説明します。別のメールサービスでは、項目名や操作方法が異なります。

答え

基本は Bです。
フィルタの「削除する」「受信トレイをスキップ」「既読にする」などの処理があると、受信トレイから見つけにくくなります。自動転送は、受信トレイにコピーを残す設定や、フィルタで一部だけ転送する設定もあるため、両方を確認します。

ただし、設定が変わっているだけで不正アクセスと断定はできません。家族や職場で設定した可能性、過去に自分で作ったルール、迷惑メールや別のタブに入っている可能性もあります。

自動転送とフィルタの違い

仕組み

できること

見直すポイント

自動転送

届いた新しいメールを、別のメールアドレスへ転送する

転送先のアドレスに心当たりがあるか

フィルタ

送信者や件名などの条件に合うメールを、自動で処理する

転送・削除・アーカイブ・既読の処理がないか

迷惑メール

迷惑メールと判定されたメールを受信トレイから分ける

迷惑メールフォルダに誤判定がないか

転送は「すべての新着メール」を対象にする場合があります。一方、フィルタは条件に一致したメールだけを処理できます。両方を確認すると、設定の見落としを減らせます。

Gmailの自動転送を確認する

  1. パソコンのブラウザでGmailを開きます。
  2. 設定を開き、「すべての設定を表示」を選びます。
  3. 「メール転送とPOP/IMAP」または転送に関する項目を確認します。
  4. 登録されている転送先アドレスに心当たりがあるか確認します。
  5. 不要な転送を無効にするか、転送先を削除します。

Gmailでは、転送先の追加時に確認メールが送られます。自分が設定していない転送通知を見つけたら、まずアカウントのパスワードを変更します。その後、Gmailの設定で転送を無効にしてください。続けてログイン中の端末、最近のログイン履歴、第三者アプリの接続を確認し、二要素認証を設定します。

Gmailのフィルタを確認する

  1. 設定の「フィルタとブロック中のアドレス」を開きます。
  2. 登録されたフィルタを一つずつ確認します。
  3. 「削除する」「受信トレイをスキップ」「既読にする」「次のアドレスに転送」などの処理を確認します。
  4. 不要なフィルタは削除し、内容が分からないフィルタは変更前に記録します。

フィルタは、特定の送信者や件名だけを対象にできます。重要なメールが一部だけ見つからないときは、転送の設定だけでなくフィルタも確認してください。

メールが見つからないときの順番

  1. 検索欄で送信者名や件名を検索する。
  2. 迷惑メール、ゴミ箱、アーカイブ、カテゴリの別タブを確認する。
  3. 自動転送とフィルタを確認する。
  4. スマホ以外の端末やWeb版でも同じ状態か確認する。
  5. 送信者に、送信日時と宛先が合っているか確認する。

メールが見つからない理由は、設定ミスや保存場所の違いの場合もあります。いきなり「乗っ取られた」と決めつけず、設定とログイン履歴を順に確認します。

身に覚えのない設定があった場合

知らない転送先やフィルタを見つけたら、次の対応をします。

  1. 公式アプリや確認済みの公式サイトからパスワードを変更する。
  2. 転送やフィルタを、公式の設定画面から停止する。
  3. ログイン中の端末、最近のログイン履歴、第三者アプリの接続を確認する。
  4. 二要素認証を設定する。
  5. 同じパスワードを使っているサービスも変更する。

設定を確認するために、メール本文の「アカウントを確認」リンクを使わないでください。自分で開いた公式アプリやブックマークから設定画面へ移動します。

関連する確認

メール設定の確認とあわせて、アカウントと連携したアプリや、メールやSMSのURLも見直しておくと安心です。

今日のポイント

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