スマートウォッチの健康データは、誰が見られる?

問題:スマートウォッチで心拍数や睡眠を記録しています。知らないアプリにデータを渡さないために、最初に確認することはどれでしょうか。

  1. 時計を外せば、記録された健康データもすべて消える
  2. 健康データを保存するアカウント、共有相手、アプリや機器のアクセス権を確認する
  3. 健康アプリを削除すれば、共有先のアプリからもデータが消える

答えは Bです。スマートウォッチの記録は、スマホの健康アプリやクラウドに保存され、許可したアプリや相手と共有される場合があります。

スマートウォッチが記録する情報

スマートウォッチは、腕に着けて使う時計型の機器です。歩数、運動時間、心拍数、睡眠、転倒、位置情報などを記録できる製品があります。記録できる項目は機種やアプリによって異なります。

記録されたデータは、時計だけに残るとは限りません。スマホの健康アプリ、メーカーのアカウント、連携した運動アプリ、家族や医療機関との共有機能などに保存・提供される場合があります。

健康データは、本人の体の状態や生活リズムが分かる情報です。便利な機能を使うために必要な共有なのか、今も許可が必要なのかを定期的に見直します。

確認する4つの場所

場所

見るポイント

健康アプリの共有

家族、友人、医療機関などに共有している相手と、共有中の項目

アプリの権限

運動、睡眠、食事、保険などのアプリが読み出せる健康データ

アカウント・クラウド

保存先のアカウント、ログイン中の端末、第三者サービスとの連携

公開設定

ランキング、友人検索、プロフィール、活動記録の公開範囲

「連絡先から相手を削除した」「アプリを消した」だけでは、健康データの共有やアクセス権が止まらない場合があります。共有設定とアプリの権限を別々に確認します。

iPhone・Apple Watchで確認する例

  1. iPhoneの「ヘルスケア」アプリを開く。
  2. 「共有」から、健康データを共有している人や医療機関を確認する。
  3. 共有相手を選び、共有中のデータ項目を確認する。
  4. 不要な共有は「共有を停止」から止める。
  5. 「プライバシー」の「アプリ」や「デバイス」から、読み出し・書き込みを許可したアプリを確認する。

Appleは、連絡先から相手を削除しただけでは健康データの共有は停止しないと案内しています。共有相手の画面から、共有停止まで行います。

Android・Fitbitなどで確認するとき

  1. 時計のメーカー公式アプリを開き、アカウントと接続中の機器を確認する。
  2. 健康、睡眠、運動、位置情報などのデータを共有するアプリを確認する。
  3. 友人、ランキング、チャレンジ、公開プロフィールの設定を見直す。
  4. 使っていない連携アプリやサービスのアクセスを解除する。
  5. スマートウォッチを譲渡・売却する場合は、アカウントから機器を削除し、公式手順で初期化する。

画面の名前や手順は、メーカー、機種、アプリのバージョンによって異なります。分からない項目は、公式サポートの説明を確認してから変更します。

今日できる3つの確認

スマホ全体のアプリ権限を見直す場合は「スマホアプリの権限を見直す方法」、機器を譲る前の整理は「スマホを手放す前に確認すること」も参照してください。

この記事の確認に使った公式情報