スマホ決済を始める前に

問題:スマホ決済アプリに銀行口座やカードを登録しました。次に確認しておくとよいものはどれでしょう。

  1. 画面ロック、アプリの認証、利用通知や連絡先
  2. ポイントの広告だけ
  3. アプリのアイコンの色だけ

この記事では、QRコード決済や電子マネーなど、スマホを使って支払うサービスをまとめて「スマホ決済」と呼びます。サービスごとに設定や補償条件は異なります。

答え

基本は Aです。
スマホ決済は便利ですが、スマホをなくしたり、アカウントに不正ログインされたりすると、決済機能が悪用される可能性があります。画面ロック、アプリの認証、利用通知、紛失時の連絡先を先に確認します。

消費者庁の資料でも、決済時の認証、取引通知・履歴確認、不正利用時の相談先など、サービスごとの安全機能と確認方法が示されています。画面ロックや紛失時の利用停止方法は、利用中の端末・決済サービスの公式案内で確認してください。

最初に確認する5つの設定

設定・情報

確認すること

理由

画面ロック

PIN・パスコード・生体認証を設定する

拾った人や第三者に操作されにくくする

アプリの認証

支払い前に暗証番号や生体認証を求める設定があるか

端末のロック解除後の不正利用を減らす

利用通知

支払い・チャージ・ログインの通知を受け取る

身に覚えのない操作に気づきやすくする

利用上限

1回・1日あたりの上限額を確認する

被害が広がる可能性を抑える

停止窓口

決済事業者、携帯電話会社、カード会社の連絡先を確認する

紛失や不正利用時にすぐ止めるため

支払うときに確認すること

  1. 支払う店舗名や相手先が合っているか確認する。
  2. 画面に表示された金額を、支払い確定前に確認する。
  3. 支払い完了の通知や履歴を確認する。
  4. 身に覚えのない通知があれば、アプリや事業者の公式窓口で確認する。

「返金するので、こちらの操作をしてください」と電話やメッセージで案内されても、相手の指示だけで送金しないでください。返金を装って逆に送金させる手口があります。

スマホをなくしたときの順番

  1. 別の端末から、端末の位置確認や遠隔ロックを行う。
  2. 携帯電話会社へ連絡し、回線や端末の利用停止を相談する。
  3. 決済サービス事業者へ連絡し、アカウントや決済機能の停止を依頼する。
  4. 登録している銀行やカード会社の利用明細を確認する。
  5. 身に覚えのない利用があれば、明細に記載された事業者と金融機関へ早めに連絡する。

利用停止の方法や補償の条件は、サービスごとに異なります。登録した時点で、紛失時の連絡先と手順を確認しておきます。

身に覚えのない支払いがあったら

  1. 支払い履歴、日時、金額、店舗名、取引番号を記録する。
  2. 決済サービスの公式窓口へ連絡する。
  3. 銀行口座やカードの明細にも不審な取引がないか確認する。
  4. 必要に応じて、銀行・カード会社・警察・消費生活センターへ相談する。

サービスによって、申告期限や調査に必要な情報が異なります。「少額だから」と放置せず、早めに公式窓口へ相談してください。

今日のポイント

この記事の確認に使った公式情報