ロックを解除したスマホを、そのまま渡していない?
問題:家族に地図や写真を見せるため、ロックを解除したスマホを一時的に貸します。最初にすることはどれでしょう。
- ホーム画面のまま渡し、操作は相手に任せる
- 見せるアプリだけを開き、画面固定やアクセスガイドを使う
- 画面ロックを完全にオフにする
答えは Bです。スマホには、写真、メッセージ、メール、決済アプリなどが入っています。短時間でも、見せるアプリを限定してから渡します。
「画面固定」は、スマホ全体を見せる機能ではない
画面固定とは、表示するアプリを一つに固定し、解除するまで他のアプリへ移れないようにする機能です。iPhoneでは「アクセスガイド」、Androidでは「アプリ固定」などの名前で案内されています。
画面固定を使っても、表示中のアプリに個人情報が出る可能性はあります。地図の自宅住所、写真の通知、Webページのログイン状態などを先に確認します。
貸す前に、見せてよい画面だけを準備する
準備 | 確認すること |
|---|---|
アプリ | 見せるアプリを開き、個人情報が表示されていない画面にする |
通知 | メッセージやメールの内容が画面上部に出ていないか確認する |
写真・地図 | 他人の顔、自宅住所、予定、位置情報が見えていないか確認する |
入力欄 | パスワード、カード番号、検索履歴が入力されたままになっていないか確認する |
終了方法 | 返してもらった後に固定を解除する手順を確認しておく |
支払い、銀行、メール、SNS、写真全体を開いた状態で渡す必要があるなら、画面固定だけに頼らず、必要な画面をスクリーンショットや共有機能で見せる方法を選びます。
iPhoneは「アクセスガイド」で1つのアプリに制限する
- 「設定」から「アクセシビリティ」を開く。
- 「アクセスガイド」をオンにし、終了用のパスコードまたはFace ID・Touch IDを設定する。
- 貸す相手に見せるアプリを開く。
- サイドボタンまたはホームボタンを3回クリックして、アクセスガイドを開始する。
- 必要なら、タッチ、音量ボタン、キーボード、画面の一部を使えない設定にして開始する。
返してもらったら、サイドボタンまたはホームボタンを3回クリックし、設定したパスコードやFace ID・Touch IDで終了します。Appleの公式案内では、アクセスガイド中は緊急通報など一部の機能を利用できないため、必要な場合は終了してから操作します。
Androidは「アプリ固定」をオンにする
- 「設定」を開き、「セキュリティ」または「セキュリティとプライバシー」を探す。
- 「詳細設定」などから「アプリ固定」をオンにする。
- 固定するアプリを開き、最近使ったアプリの画面を表示する。
- アプリのアイコンをタップし、「固定」またはピンのアイコンを選ぶ。
- 解除時にPIN、パターン、パスワードを求める設定があればオンにする。
解除方法は、ジェスチャー操作やナビゲーションボタンの設定によって異なります。Googleの公式案内にある解除操作を確認し、貸す前に自分で試しておきます。メーカーによって項目名が異なる場合もあります。
返してもらった後に確認すること
- 画面固定やアクセスガイドを終了する。
- 知らないアプリが開かれていないか、設定が変更されていないか確認する。
- メッセージ、メール、写真、ブラウザ履歴、決済履歴に不審な操作がないか確認する。
- 相手が入力したパスワードや個人情報が残っていれば、消去する。
- 貸す相手が子どもの場合は、購入やアプリのインストールに承認が必要な設定も確認する。
画面固定は、誤操作や不用意な閲覧を減らすための機能です。悪意のある相手に端末を長時間渡す場合や、端末のロック解除コードを知られている場合は、貸さない判断も必要です。
一時的に貸すときも、見せる範囲を決める
スマホを貸す前に、見せるアプリ、見えてよい情報、終了方法を決めます。iPhoneはアクセスガイド、Androidはアプリ固定を使い、返してもらった後に固定解除と利用履歴を確認しましょう。
ロック画面の通知を隠す方法は「ロック画面の通知に個人情報を表示しない方法」、画面ロックの基本は「スマホの画面ロックを見直す方法」も参照してください。
この記事の確認に使った公式情報