スマホが急に圏外になったら
問題:突然、電話やSMSが使えなくなりました。自宅の電波が悪いだけだと思い、しばらく様子を見ることにしました。ほかに確認したほうがよいことはあるでしょうか。
- 携帯電話番号が別のSIMに移されていないか確認する
- スマホの壁紙を変更する
- 知らないSMSを何度も送信する
圏外の原因は故障や通信障害の場合もあります。この記事は、通信不能と不正利用が同時に起きる可能性も考えて、早めに確認する方法を説明します。
答え
基本は Aです。
SIMスワップは、第三者が本人になりすましてSIMカードの再発行や携帯電話会社の変更を行い、電話番号を別のSIMで使えるようにする手口です。
電話番号が乗っ取られると、SMSで届く確認コードを第三者が受け取る可能性があります。ネット銀行や決済サービスの不正利用につながることがあるため、突然SMSや通話が使えなくなったときは、携帯電話会社へ早めに確認します。
SIMカードとeSIMを簡単に説明
SIMは、携帯電話回線を使うための情報を入れたものです。スマホに差し込むカード型のSIMだけでなく、端末に内蔵して設定するeSIMもあります。
状態 | 考えられること | 確認先 |
|---|---|---|
急に圏外になった | 通信障害、端末やSIMの故障、回線停止など | 携帯電話会社と公式障害情報 |
電話は使えるがSMSだけ届かない | 設定や通信状態の問題、SMSの受信先変更など | 携帯電話会社 |
身に覚えのない再発行通知がある | SIM交換や契約変更が行われた可能性 | 携帯電話会社の公式窓口 |
通信不能と不正な銀行取引が重なった | 電話番号の乗っ取りを含む不正利用の可能性 | 携帯電話会社・銀行・決済事業者 |
まず行う確認
- 別の電話やパソコンから、携帯電話会社の公式障害情報を確認する。
- 家族や同じ会社の利用者にも、同じ通信障害が起きているか確認する。
- 携帯電話会社の公式窓口へ連絡し、SIMの再発行や契約変更の履歴を確認する。
- SMSや電話が使えない間に、銀行・カード・決済サービスの利用明細を確認する。
- 身に覚えのない取引があれば、各サービスの公式窓口へすぐに連絡する。
メールやSMSに書かれた「回線を復旧するためのリンク」は使わず、別の端末から公式アプリや公式サイトを開きます。
被害が疑われるときの順番
- 携帯電話会社へ連絡し、回線・SIMの利用状況を確認し、必要なら停止や再発行を相談する。
- 銀行や決済事業者へ連絡し、ログインや送金の停止を相談する。
- メールやアカウントのパスワードを、公式サイトから変更する。
- ログイン中の端末、登録メールアドレス、復旧用電話番号などを確認する。
- 取引記録や通知を保存し、必要に応じて警察や消費生活センターへ相談する。
SMS認証だけに頼らず、パスキーや認証アプリなど、サービスが提供する別の認証方法も確認します。利用できる認証方法はサービスごとに異なります。
今日のポイント
- 突然の圏外やSMS停止は、通信障害だけでなくSIMの状態も確認する。
- SIMスワップでは、SMSの確認コードを第三者に受け取られる可能性がある。
- 携帯電話会社、銀行、決済事業者へ公式窓口から早めに連絡する。
- SMS以外の認証方法と、アカウント復旧情報も確認する。
この記事の確認に使った公式情報