新しい電話番号に変えたら、すぐ古い番号を解約して大丈夫?

問題:携帯電話会社を変更して電話番号も変わります。新しい番号を取得したら、すぐに古い番号を解約してよいでしょうか。

  1. 新しい番号が使えることを確認したら、古い番号はすぐ解約する
  2. SMS認証、アカウント復旧、決済や連絡先の登録を変更し、確認が終わってから古い番号を解約する
  3. 電話番号は通話だけに使うので、アカウント設定は変更しなくてよい

答えは Bです。電話番号は、通話だけでなくログイン確認やパスワード再設定にも使われています。

電話番号は「連絡先」だけではない

電話番号は、SMSや電話を受ける連絡先のほか、本人確認やアカウント復旧に使われることがあります。サービスによっては、ログイン時の確認コード、決済の通知、予約や配送の連絡にも使われます。

SMS認証は、登録した電話番号へ確認コードを送り、本人であることを確かめる方法です。古い番号へコードが送られる設定のままだと、新しい番号に変えた後にログインできなくなることがあります。

すべてのサービスが同じ設定画面にまとまっているわけではありません。番号変更は「新しい番号を作る」だけでなく、「登録先を一つずつ切り替える」作業です。

変更前に一覧にするサービス

優先する場所

確認すること

Apple Account・Googleアカウント

信頼できる電話番号、再設定用電話番号、ログイン確認

金融・決済

ログイン、本人確認、利用通知、紛失時の連絡先

メール・SNS

SMS認証、パスワード再設定、ログイン通知

通販・予約

配送、予約変更、本人確認、緊急連絡先

家族・仕事・学校

緊急連絡網、共有グループ、管理者情報

パスワード管理アプリ、受信メール、カード明細、スマホに入っているアプリを手がかりに、電話番号を登録したサービスを探します。

安全な切り替えの順番

  1. 新しい電話番号で、通話とSMSを受けられるか確認する。
  2. Apple AccountやGoogleアカウントに、新しい番号を追加して認証する。
  3. 重要なサービスのSMS認証、復旧用番号、通知先を順番に変更する。
  4. ログアウトしてから、新しい番号で確認コードを受け取れるか試す。
  5. 古い番号が残っていないか確認し、必要な期間を過ぎてから解約・返却する。

新しい番号を先に追加できるサービスでは、古い番号を削除する前に追加します。変更確認のリンクやコードは、メールやSMSの相手へ返信せず、公式アプリや自分で確認した公式サイトで入力します。

Apple AccountとGoogleアカウントの確認

Apple Accountでは「信頼できる電話番号」が2ファクタ認証の確認コード受け取りに使われます。新しい番号を追加してから、古い番号を削除できるか確認します。

Googleアカウントでは、電話番号がログイン、アカウント復元、ほかのGoogleサービスの連絡先など、複数の用途で使われることがあります。Googleの案内では、新しい電話番号がパスワード変更などの機密操作に使えるようになるまで、しばらく時間がかかる場合があります。

サービスごとに番号の変更が別に必要な場合があるため、GoogleやAppleの設定を変えただけで、すべての外部サービスが変更されたとは考えません。

古い番号がもう使えない場合

復旧用メールや電話番号の確認は「アカウント復旧情報を確認する方法」、メールアドレス変更時の確認は「メールアドレスを変更する前の確認」も参考にしてください。

解約前の3つの質問

番号変更で一番困るのは、古い番号が使えなくなってから復旧先に気づくことです。変更手続きは、古い番号を使える期間に進めます。

この記事の確認に使った公式情報