テザリングを切り忘れていない?
問題:外出先でパソコンをスマホにつないだあと、テザリングを終えるときに確認することとして安全なのはどれでしょうか。
- 接続した端末を確認し、使い終わったらテザリングをオフにする
- 接続端末は確認せず、Wi-Fiパスワードを知人にも知らせる
- 通信量や契約内容は関係ないので、常にオンにしておく
答えは Aです。テザリングは便利ですが、スマホの通信回線をほかの端末へ共有する機能です。使わない時間までオンにする必要はありません。
テザリングとは?
テザリングは、スマホのモバイルデータ通信を、パソコンやタブレットなどの別の端末で使えるようにする機能です。Wi-Fi、Bluetooth、USBケーブルで接続できます。
Wi-Fiで共有すると、スマホが一時的な無線LANの親機のようになります。接続先の端末は、スマホの名前とWi-Fiパスワードを使ってインターネットへ接続します。
契約している通信会社や料金プランによっては、データ容量の制限、追加料金、接続できる端末数の制限があります。機能が使えることと、追加料金がかからないことは別です。
開始前に確認すること
- 契約中の料金プランでテザリングが使えるか確認する。
- スマホのモバイルデータ通信が、必要な回線になっているか確認する。
- テザリング用のネットワーク名とパスワードを確認する。
- パスワードは、ほかのサービスのパスワードと同じものを使わない。
- 接続する端末が自分のパソコンやタブレットであることを確認する。
iPhoneでは「ほかの人の接続を許可」を使ってインターネット共有を開始します。Wi-Fiパスワードは8文字以上のASCII文字が必要です。Androidでは設定画面の「アクセスポイント」「Wi-Fiアクセスポイント」など、メーカーによって表示が異なります。
接続中に見るポイント
確認すること | なぜ確認する? |
|---|---|
接続端末の一覧 | 知らない端末が接続していないか確認するため |
通信量 | 動画やOS更新で、想定以上に容量を使うことがあるため |
スマホの発熱・電池 | テザリング中は電池や本体温度に影響することがあるため |
接続先の端末 | 共有設定を間違えて、別の端末へつないでいないか確認するため |
公共の場所では、似た名前のネットワークが表示されることがあります。接続先を選ぶときは、スマホに表示されるネットワーク名と一致しているか確認します。
使い終わった後の3ステップ
- 接続していたパソコンやタブレット側で、テザリングのネットワークから切断する。
- スマホ側でテザリングまたはインターネット共有をオフにする。
- 知らない端末が接続していた場合は、テザリングを停止し、パスワードを変更する。
Androidには、接続する端末がないときにアクセスポイントを自動的にオフにする設定がある場合があります。ただし、端末やAndroidのバージョンによって動作が異なるため、手動でオフにする習慣を基本にします。
iPhoneも、使わないときはインターネット共有をオフにして、意図しない通信やデータ使用を避けます。
同じアカウントの端末が自動接続する場合
iPhoneやAndroidには、同じApple AccountまたはGoogleアカウントを使う自分の端末同士で、インターネット共有やWi-Fi共有を簡単にする機能があります。便利ですが、共有したくない端末が自動接続することがあります。
自動接続に気づいたら、スマホのインターネット共有・アクセスポイント設定と、アカウントの端末一覧を確認します。家族の端末などとアカウントを共有している場合は、誰が接続できる設定なのかも見直します。
知らない端末が接続していたら
- テザリングをすぐにオフにする。
- Wi-Fiパスワードを変更する。
- 接続していた端末の一覧と、通信量の増加を確認する。
- 契約会社への相談が必要か確認する。
パスワードを人に伝えた場合は、使い終わった後に変更すると安心です。自宅のWi-Fi設定を見直すときは「家庭のWi-Fiを安全にする確認」、無料Wi-Fiを使うときの注意は「無料Wi-Fiを使う前の確認」も参考にしてください。
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