メールの末尾に、必要以上の情報が付いていない?

問題:メールを送ると、本文の下に名前、電話番号、住所、会社名が自動で表示されます。最初に確認することはどれでしょう。

  1. 自動で付くので、相手や内容に関係なくそのまま送る
  2. 署名の内容、送信するアカウント、相手に必要な情報かを確認する
  3. 署名にパスワードや認証コードも入れておく

答えは Bです。メール署名は、メールの末尾に自動で追加される名前や連絡先です。便利ですが、送る相手や内容に関係なく毎回表示されるため、情報を絞ります。

署名は、送信するたびに相手へ渡る情報

署名には、名前、電話番号、会社名、部署、Webサイト、住所などを書けます。仕事では必要な情報でも、家族やサービスへの問い合わせ、知らない相手への返信では不要な場合があります。

署名は暗号化された秘密情報ではありません。メール本文と一緒に相手へ届き、転送・返信・保存される可能性があります。住所、個人の電話番号、勤務先の詳細などは、必要な相手にだけ送るようにします。

認証コード、パスワード、カード番号、秘密の質問の答えを署名に入れてはいけません。これらはメールで求められても送らない情報です。

署名を作る前に、表示する情報を3段階に分ける

情報

扱い方

名前・返信用メールアドレス

多くの連絡で必要だが、送信元アドレスと重複しないか確認する

会社名・部署・代表電話

仕事用アカウントだけに表示する

住所・個人の電話番号・携帯番号

必要な相手と目的があるときだけ手動で追加する

パスワード・認証コード・カード番号

署名にも本文にも書かない

仕事用、個人用、問い合わせ用など、アカウントごとに署名を分けると、誤送信を減らせます。署名を短くし、相手が返信するために必要な情報だけを残します。

Gmail(パソコン版)で署名と自動挿入を確認する

以下はパソコンのブラウザ版Gmailの手順です。Gmailアプリでは署名設定の場所や手順が異なるため、アプリの設定画面にある「署名」を確認してください。

  1. Gmailを開き、設定アイコンから「すべての設定を表示」を開く。
  2. 「全般」タブの「署名」まで移動する。
  3. 署名の本文に、住所や電話番号など不要な情報がないか確認する。
  4. 新規メール用、返信・転送用のデフォルト署名を確認する。
  5. 不要な署名を削除するか、必要なアカウントだけに設定して保存する。

Googleの公式ヘルプでは、Gmailで新規メールと返信メールに別々のデフォルト署名を設定できます。設定後は、自分宛てにテストメールを送り、パソコンとスマホの両方で表示を確認します。

iPhoneのメールで署名を確認する

  1. 「設定」を開き、「アプリ」から「メール」を開く。
  2. 「署名」をタップする。
  3. 署名本文から、不要な個人情報や古い連絡先を削除する。
  4. 複数のメールアカウントがある場合は、「アカウントごと」を選び、各アカウントの署名を確認する。
  5. 新規メールを作成し、署名が意図した内容だけになっているか確認する。

Appleの公式案内では、iPhoneのメール署名はテキストで設定でき、複数アカウントごとに異なる署名を設定できます。仕事用と個人用で情報を分けます。

送信前に署名を見直す

  1. 宛先が本当にその署名の情報を受け取る相手か確認する。
  2. 古い住所、電話番号、部署名が残っていないか確認する。
  3. 返信や転送で、過去の署名や不要な引用文が重なっていないか確認する。
  4. 初めて連絡する相手には、必要最低限の情報だけを送る。

相手から「確認のため署名にある番号へ電話してください」と案内されても、メールだけで判断せず、公式サイトに掲載された窓口と照合します。

署名は短く、アカウントごとに分ける

メール署名は、便利な自動機能です。だからこそ、誰にでも渡ってよい情報だけを残し、仕事用と個人用を分けます。パスワードや認証コードは、どの場所にも書きません。

送信前の宛先・添付ファイル確認は「メールを送る前に確認すること」、メールアカウントの変更時は「メールアドレスを変更する前に」も参照してください。

この記事の確認に使った公式情報