カレンダーを共有すると、予定の詳細まで見える?
問題:家族とカレンダーを共有して、予定が入っている時間だけ確認してもらいたいと思っています。設定するときに選ぶのはどれでしょうか。
- 相手に予定の詳細を表示し、変更と共有の管理も許可する
- 予定の有無だけが分かる、最も狭い権限から始める
- 共有リンクを公開すれば、相手を指定しなくても安全に使える
答えは Bです。カレンダーは、予定の有無、詳細の表示、編集、共有の管理を別々に設定できる場合があります。
カレンダー共有は、予定を見せる範囲を決める設定
カレンダーの共有では、相手にどこまで見せるかを設定します。予定がある時間帯だけを見せる設定なら、予定名、場所、説明などは隠せます。一方、詳細を表示する権限を付けると、予定の内容まで相手に見えることがあります。
予定への招待と、カレンダー全体の共有は別の機能です。会議や行事に一時的に人を招待するだけなら、カレンダー全体を共有する必要がない場合もあります。
「家族だから」「職場の人だから」と一括で広い権限を与えず、相手が何をする必要があるかから設定します。
共有前に、相手に必要な操作だけを選ぶ
目的 | 考える権限 | 見直す点 |
|---|---|---|
空いている時間を知らせる | 予定の有無だけ | 予定名、場所、説明が隠れる設定か |
家族の予定を確認する | 詳細の表示 | 医療、学校、勤務先などの情報が含まれていないか |
共同で予定を作る | 予定の変更 | 削除や招待までできる権限ではないか |
共有設定を管理してもらう | 共有の管理 | 相手がさらに他人へ共有できる設定ではないか |
権限名はサービスによって違います。迷ったときは、まず予定の有無だけにし、必要になったときだけ範囲を広げます。
Googleカレンダーでは、公開設定と共有相手を別に確認する
Googleカレンダーには、共有相手ごとの権限と、予定そのものの公開設定があります。予定を「公開」にすると、カレンダー全体の権限によっては詳細が見えることがあります。重要な予定は、必要に応じて「非公開」に設定します。
予定リンクを使う場合も注意が必要です。Googleの公式案内では、リンクを知っている人が予定の詳細を開いたり、他のユーザーをゲストとして追加したりできる場合があると説明されています。リンクは、信頼できる相手にだけ送ります。
- カレンダーの共有相手と、それぞれの権限を開く。
- 一般公開やリンク共有がオンになっていないか確認する。
- 予定の詳細を見せたくない場合は、予定の公開設定を非公開にする。
- 使わなくなった相手やリンクを削除する。
AppleのiCloudカレンダーも、参加者の編集権限を確認する
iCloudカレンダーでは、参加者とカレンダーを共有し、編集を許可するかを選べます。編集を許可すると、参加者が予定を作成・編集・削除したり、参加依頼を管理したりできる場合があります。
家族と共有する場合でも、見るだけでよい人には編集を許可しない設定を選びます。公開カレンダーや共有相手を使わなくなったときは、共有を停止します。
iPhone、iPad、Web版で表示される項目は異なることがあります。設定名が見つからない場合は、Appleの公式サポートで使っている端末の手順を確認します。
今日できる3つの確認
- カレンダーの共有相手と権限を一覧で確認する。
- 一般公開、共有リンク、予定の詳細表示が必要か見直す。
- 共有相手が編集や再共有までできる設定になっていないか確認する。
カレンダー招待のリンクや参加者を確認する方法は「カレンダー招待の安全を確認する方法」も参考にしてください。
この記事の確認に使った公式情報