スマートスピーカーは、何を確認すればよい?

問題:家族がいる部屋でスマートスピーカーを使っています。音声やアカウントの情報を守るため、最初に確認することはどれでしょうか。

  1. スマートスピーカーは何も保存しないので、設定を確認しなくてよい
  2. マイクの状態、音声履歴、声で実行できる操作、利用者を確認する
  3. 家族全員に自分のアカウントのパスワードを伝える

答えは Bです。製品や設定によって、音声の処理、履歴の保存、個人向け機能の利用範囲が変わります。

スマートスピーカーの仕組みを簡単に知る

スマートスピーカーは、マイクとスピーカーを備え、声で音楽、天気、タイマー、家電操作などを行える機器です。呼びかけを待つため、マイクは通常オンになっています。

「呼びかけの言葉」を検出した後、音声の一部がサービスのサーバーへ送られて処理される製品があります。意図しない言葉を呼びかけとして認識することもあるため、「絶対に録音されない」と決めつけず、メーカーの説明と履歴を確認します。

音声履歴は、会話全体ではなく、音声アシスタントへのリクエストや文字起こし、関連する操作記録として保存される場合があります。保存内容や期間は製品、アカウント、設定によって異なります。

まず確認する4つの設定

設定

確認すること

マイク

物理ボタンやスイッチで、聞き取りを止められるか。ランプ表示で状態が分かるか

音声履歴

何が保存され、どの期間残り、自動削除や手動削除ができるか

個人向け機能

メッセージ、通話、カレンダー、買い物、家電操作を声だけで使えるか

利用者

家に追加されているアカウント、音声認識の対象、ゲストの利用範囲

家族や来客がいる場所で使う場合、住所、予定、健康、仕事、認証コードなど、周囲に聞かれたくない内容を話さないようにします。

Google Nest・Google Homeで確認する例

  1. Google HomeアプリまたはGoogleアカウントの公式管理画面を開く。
  2. 家に登録されているデバイスと、家に参加しているユーザーを確認する。
  3. 「マイ アクティビティ」や「家の履歴」で、音声アシスタントの履歴を確認する。
  4. 不要な履歴を削除し、自動削除や保存期間の設定を見直す。
  5. 必要に応じて、Voice Matchや個人向けの操作をオフにする。

Google Homeの画面名や利用できる機能は、製品、アカウント、地域、ソフトウェアによって変わることがあります。画面に表示される説明を確認してください。

HomePodで確認する例

  1. iPhoneまたはiPadで「ホーム」アプリを開く。
  2. 対象のHomePodの設定から、参加しているユーザーやパーソナルリクエストを確認する。
  3. 「Siri履歴」から、保存されているSiriとのやり取りを削除する。
  4. 必要がないときは、HomePodの上部に触れながら「Hey Siriを無効にして」と言うか、公式の設定画面からSiriをオフにする。
  5. 家族や来客に個人向け操作を使わせたくない場合は、設定をオフにする。

Appleは、HomePodを譲る前にホームアプリからアクセサリを削除し、必要なリセットを行うよう案内しています。売却や譲渡では、アカウントとの関連付けを残さないことが重要です。

音声を残したくないときの対策

マイクをオフにすると、音声操作や一部の通知が使えなくなります。必要な機能とのバランスを考えて設定します。

今日できる3つの確認

スマートスピーカーだけでなく、スマホのアプリ権限も確認したい場合は「スマホアプリの権限を見直す方法」も参照してください。

この記事の確認に使った公式情報

設定の名前や場所は、製品、アプリ、OSのバージョンによって異なります。